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地域に密着しながら、お客様との信頼関係を築き水上ならではの提案力でニーズにお応えする。 九州支店 取締役 支店長 井上 泰彦

何気ない世間話を、次の提案につなげる。

私は1990年に九州支店が開設された時、第1期生として入社しました。それ以来、ずっと営業一筋で、いま支店でお取引しているお客様のほとんどを担当した経験があります。ルートセールスのお客様の中には、昔から地元で商売を続けている街の金物屋さんもあります。九州支店が担当しているお客様の数は約400社で、家族経営のそうした商店もあったりします。営業で長く通ううちに親しくなると、お店の棚おろしや引っ越しのお手伝いをすることもしばしば。九州は義理人情に厚い土地柄なので、そうした親しいお付き合いの中で、さまざまなご依頼やご相談を受けて、新しい仕事につなげていくこともあります。お客様との何気ない世間話からヒントをつかんで、次の提案に活かしていくのもルートセールスの面白さだと思います。

新しい製品を、自分たちで作る喜び。

水上の大きな特徴は、一般的な問屋や商社と違って、ただ商品を仕入れて販売するだけでなく、メーカー的な機能も持っていることです。自社ブランドの「ファースト」がある優位性を活かして、企画提案型の営業ができます。もし、お客様のご要望にぴったりの商品がなければ、社内のメンバーやメーカーさんを巻き込んで、「ファースト」の新しい製品として作ってしまう。もちろん、本社の商品開発会議にかけて、既製品よりも品質や機能が優れていると認められたうえで、一定の需要が見込めることが条件になります。今までに私が企画して製品化された商品は10数種。いくつか終売になりましたが、ロングセラーとしてずっと残っている商品もあります。自分が開発に関わった製品がカタログに掲載され、お客様に買っていただいたときの喜びは言い表せません。普通の問屋では味わえない醍醐味だと思います。

お客様の立場で考え、信頼に応えていく。

長年にわたって築いてきた、地域のお客様からの信頼こそが、かけがえのない私たちの財産。それを守るためには、常にお客様の立場で考え、行動することが大切です。いつでも商品をお届けできるように豊富な在庫を持つことや、すべての営業スタッフがお客様の情報を共有し、担当としてお応えできる体制を整備しているのも、そうした想いからです。2016年4月に大きな被害をもたらした「熊本地震」の際には、壊れた屋根の補修に使うビニールシートなど必要な物資をすぐさま届けました。運送会社が出荷を停止する中で、当社は特別にトラックを走らせたのです。大阪本社の在庫も急いで取り寄せて運びました。商品を受け取った現地のお客様に、心から感謝されたことが私たちの勲章になりました。お客様が困ったとき、真っ先に頼られる存在でありたいと願っています。

1日のスケジュール